世界的に日進月歩で開発が進んでいる人工知能(AI)。既に将棋や囲碁の特定分野では、人間の知能を超えており、その勢いはとどまることをしらない。そんな人工知能だが、世界では「2045年問題」というものが注目されており、我々一般人にとっても他人事では済まない未来が待っていると言われている。
人工知能と言えば、かつては一般人である我々にとってはあまり身近なものではなく、まだまだ発展途上の分野として、これからの成果が待たれるような分野であった。
しかし、今では、将棋の世界や囲碁の世界で、人間の歯が立たなくなるほど進化を遂げ、将棋好きの私としても、名人が成すすべなくAIにコテンパンにされる姿を見て、時代の変化を感じざる負えなかった。
これだけだと、我々一般人とはまだ関係ない世界の話に聞こえるかもしれないが、今世界では「2045年問題」というのに、注目が集まっており、この問題では我々一般人におって、無関係では済まされない内容が語られている。
まず、2045年問題というのが何なのかだが、ざっくりと言えば、2045年には人類の知能を超える究極の人工知能が出来上がるというもの。
今でも、将棋や囲碁の世界では既に人工知能が人間の知能を超えているが、それはあくまでも、特定の作業における分野であり、広い意味での知能や知恵という意味では、まだ人間の方に分がある。
しかし、それも今の時点に過ぎないことであり、2045年には、ありとあらゆる面で人工知能が人間を超えると言われているのだ。
その結果どうなるのかというと、我々人間がすることを人工知能が代わりに担ってしまう時代が来るということ。
今も既にその傾向はある。
身近なもので言えば、「お掃除ロボットのルンバ」などが分かり易いと思うが、2045年問題が抱えているのはそんなレベルではなく、もっともっと多岐に渡ってAIが進出してくる。
実際、AIの研究が広く進んでいる欧米では、ある程度の未来予測がされており、
2014年にはイギリスのデトロイト社が「イギリスの仕事の内35%が今後20年でロボットに置き換えられる可能性がある」と発表。
オックスフォード大学の研究でも、「今後10年~20年ほどで、アメリカの702の職業のうちおおよそ半分が亡くなる可能性がある」と報告されている。
もう我々と無関係だと言っている余裕はないほどの時代が来ているのだ。
これまでにも、人間の労働が機械に置き換えられるということは多々あったが、今までとの一番大きい差が、「自ら考えて行動出来る」という点にある。
そして、その先には、その人工知能がより優れた人工知能を作り、その優れた人工知能が更に優れた人工知能を作る、という無限の進化が始まり、結果…人間の知能など全く及ばないレベルに人工知能は到達する。
ここまで行くと、どうなるのか。
それは、我々人類の知能を遥かに超えた人工知能にしか分からない。
しかし、そんな中で、ある一つの恐ろしい憶測が囁かれている。
それが、「人工知能による人類滅亡の危機」
我々人類からすると、地球上にいるその他の生物などは知能の低い存在に思えるだろう。
しかし、それはまた人工知能にとっても同じことで、究極の進化を遂げた人工知能からすると、我々人類など、非合理的で頭が悪く、無駄な争いばかりをするどうしようもない存在なのだ。
その結果、人類の存在に意味を見いだせない人工知能が人類を駆逐してしまう。
そんな憶測が囁かれているのだ。
そんなSFみたいな話があるのかと、疑問に思うかもしれないが、これは何も、一部のヒステリックな人間が語っていることではなく、世界中の科学者が危惧していることである。
例えば、世界的に有名な物理学者ホーキング博士は、人工知能の発達により、人類を滅ぼしてしまう可能性は高いと警鐘をならしている。
彼は、宇宙に関する研究の分野で、最も権威のある人物で、物理学などに造詣がない人でも聞いたらピンと来る人物。
そんな人物ですら、人工知能の発達の先には人類の滅亡があると考えているのだ。
そして、こちらは完全に都市伝説的な話ではあるが、既にその未来に備えた、”ある計画”が存在していると、語っている人物がいる。
その人物と”ある計画”というのが…こちら。