やりすぎ都市伝説スペシャル2017秋(2017年9月29日)で放送された内容。
サンシャイン池崎が語る「卓球王国中国の真実」。
日本が世界に誇るスポーツとして定着した「卓球」。
卓球の愛ちゃんを含め、女子の卓球フィーバーはまだまだ健在で、日本国内でも人気の高いスポーツとして知られている。
一方で、男子の方も絶対的エースとして君臨する「水谷」を、弱冠10代の張本が撃破するなど、女子以上に白熱する展開となり大いに沸かせている。
そんな盛り上がりを魅せる日本卓球界だが、決して敵うことのいない絶対的な王者が存在することは恐らく知っているだろう。
それが世界を代表する卓球王国「中国」だ。
卓球が正式競技として初めて登場したソウルオリンピックから現在まで、日本が獲得したメダルは「銀2枚」「銅2枚」の計4枚である。
一方、王者中国はと言うと、計53枚のメダルを獲得し、その内の28枚が金メダルという、とんでもない記録を保持しているのだ。
日本が過去に卓球で金メダルを1枚も取れていない理由こそ、この絶対的王者中国がいることに他ならない。
過去の記録が指し示すように、これほどまでに中国は強く、日本とは圧倒的な差がある。
では、その差は一体どう生まれているのか?
まず第一に圧倒的な「競技人口の差」である。
日本国内における卓球人口はおよそ「30万人」と言われている。
これが多いのか少ないのかの判断は各々に下すとしてもらい、一方の中国はと言うと、なんと「3000万人」だという。
3000万人というと、日本の人口のおよそ4分の1に相当する。
これがとてつもなく大きい差であることは言うまでもない。
ある中国人が言うには「中国には福原愛ちゃんクラスの選手は数万人いる」のだとか。
つまり、中国と日本では選手層の厚さが全く違うのだ。
これだけの競技人口がいながらも、代表に選ばれるのは、男女合わせても僅か40人程度。
中国代表として出場している選手は全員、エリート中のエリートというわけである。
では、残った数千万人の卓球選手はどうしているのか?
これが第二の理由の「コピー選手の育成」に関わっているという。
中国では、代表に選ばれなかった数千万人の選手に対し、海外の強豪選手のコピーを指導するのだとか。
いくら中国が卓球王国とは言え、必ず勝てる保証はどこにもない。
そこで、代表から漏れた選手を海外の強豪選手のコピーとして育て、徹底的に対策を練るのだ。
ちなみに、現在の女子卓球界を牽引している平野美宇選手のコピー選手は、少なくとも4人はいるという。
もはや中国にとっての卓球とは、一つのスポーツとしてではなく、国家ぐるみの一大プロジェクトとして組み込まれていると言っても過言ではないのだ。
そりゃ強いはずだ。
中には、コピー選手として選手生命を終わらせるのが嫌な選手も当然いるわけだが、そういった選手が取る行動が、海外への進出だ。
仮に中国で代表選考から漏れたからと言って、決して落ちこぼれではない。
他の国に移ってしまえば、即戦力として十分に活躍できるだけの実力は持っているのだ。
そんな選手がゴロゴロいる中国からの海外流出は日常茶飯事で、リオオリンピックでは、出場選手の3分の1以上が中国出身の選手だったという。
国別対抗戦という、オリンピックの原理原則が崩壊しているのでは?と感じてしまうのは、恐らく私だけではないはず。
そんな中、ある噂が実しやかに囁かれているという。
それが「中国が日本を応援している」という、ちょっと考えられない都市伝説である。
リオオリンピックでは、もちろん中国が金メダルを全てかっさらたわけだが、日本もかなり善戦している。
男子卓球では、五輪史上初のメダル獲得を達成し、終わってみれば、個人と団体の2種目でメダルを獲得している。
この歴史的快挙に、日本国民は沸いたわけだが、同じように中国も歓喜したというから可笑しな話である。
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