やりすぎコージー都市伝説2013秋、ダーリンハニー吉川が語った都市伝説「第二山手線計画」
日本には鉄道オタクと呼ばれる人がたくさんいる。
その鉄道オタクの間で、ある有名な都市伝説がある。
鉄道オタクでない人間は知らないと思うが、鉄道オタクにも種類があるそうで、数種類に細分化されている。
その分け方については別の都市伝説を紹介した際に話したので、そちらの記事を参考にしてみてください。
そんな鉄道オタクたちだが。
過去に、彼らの注目を集めていた”ある”噂があるのだ。
それが、「第二山手線計画」
今現在、山手線というのは存在するが、過去には「第二山手線計画」というものが存在したというのだ。
その計画が持ち上がったとされているのが、1925年。
正式な路線名は「東京山手急行」で、今ある山手線の更に外側を回る形で、運行が予定されていたのだ。
なにもこれは、眉唾な話や、机上の空論で頓挫した話ではなく、現実に開通が予定されていた話。
というのも、その路線を通すために用意されたスペースが、今でも現存しているのだ。
そして、この計画が頓挫してしまった理由は、いくつか説があるらしいのだが、当時の資金繰りの関係や、関東大震災の影響、と言ったようなものが挙げられている。
しかし。
鉄道オタクたちの間では、これらと一線を隠す説が噂されている。
それが、ゾルゲ事件。
ゾルゲ事件というのは、ソビエトのスパイであったリヒャルド・ゾルゲが日本の機密情報を漏らしたということで、逮捕された、という事件。
そして、取調べが行われた際、衝撃の事実が明らかになる。
なんと、施行前の第二山手線計画の情報を、ゾルゲが握っていたのだ。
当時、国にとって、鉄道ルートなどは、超国家機密とされていた。
その情報を、ソビエトのスパイが入手していたのだ。
これを由々しき事態だと見た日本は、この「第二山手線計画」を断念したのではないか。
というわけだ。
そして、この「第二山手線計画」をゾルゲに漏らした人物は他でもない日本人である。
もしかしたら、もっと裏で、国の根幹を揺るがすような事実があり、「第二山手線計画」が幻になってしまったのではないだろうか。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
東京山手急行電鉄の計画跡は京王井の頭線の明大前駅付近にあり、前後に線路を敷く空間はありません。