国民的アニメのちびまる子ちゃん。
元々このアニメは、
作者である”さくらももこ”さんの
少女時代を描いたと言われています。
ちびまる子の家族構成、
その他、学校の友達なども、
実際の人物が元になっているのだとか。
しかし、その中で唯一、
実際のモデルとは大きくかけ離れた存在がいる、
という都市伝説があります。
それが、ちびまる子ちゃんの祖父である「友蔵」です。
アニメの中に登場する友蔵の人物像は、
人柄がよく、孫であるまる子に対して、
とても優しく接してくれるお祖父ちゃんといった感じ。
しかし、実際に「友蔵」のモデルとなったとされる、
さくらももこさんの祖父は、
このイメージとはかけ離れた存在なのだとか。
それどころか、
アニメの中に出てくる友蔵とは、
180度真逆のタイプだったと言われています。
では、さくらももこさんの祖父とは、
人物とはどんな人だったのだろうか?
まず、さくらももこさん自身、
「意地悪で冷たく、家族の中で一番嫌っていた。」
といったような発言をされています。
その理由についても述べられていて、
ボケたふりをして嫌がらせをしょっちゅうしてきたり、
時には、お風呂を覗いてくるなんてこともあったのだそう。
これだけを聞いても、
確かに作中に出てくる「友蔵」とは、
180度違うタイプであることが分かりますが、
更に、さくらももこさんは、
「祖父には家族愛などなく、母と私たち姉妹を
カケラほども愛さない意地悪ジジイだった」
とも発言されています。
よっぽど祖父のことが嫌いだったのが、
これら発言からも分かりますが、ではなぜ、
作中の「友蔵」を優しい祖父としたのか。
これについて、さくらももこさんが、
どういった思いを込めていたのかは定かではありませんが、
もしかしたら、「こんな祖父だったら良かったのに」と言った願いや、
自分の祖父に対する、ある種の皮肉を込めて、
描かれたのではないかと思われます。
大昔のエッセイに普通に載ってる。