2009年に少年マガジンで連載が始まって以来
驚異的な大ヒットを記録している「進撃の巨人」。
人類が巨人によって絶滅の危機に追いやられるという
有り得ない世界観がウケたのかどうかは分からないが
「進撃の巨人」の人気っぷりはどう考えても異常である。
私自身、進撃の巨人は一応全巻読んではいるが
これほどのヒットを飛ばすほどの魅力があるとは到底思えない
というのが率直な感想。
斬新なストーリーと言えばそうなのだが
最近のマンガの内容を考えると
進撃の巨人だけが注目を浴びるほど
特別斬新なストーリーとは思えない。
テラフォーマーズ、亜人など
そんな中、進撃の巨人の大ヒット理由に
ある一つの都市伝説が浮上している。
「炎上商法説」
※炎上商法とは、問題発言や反社会的な発言などによって
”故意”に炎上させて、知名度を爆発的に上げる方法のこと。
ネットなどでは割と有名な話なので
もう既に知っているかもしれないが
「進撃の巨人」は度々ネットで大炎上している。
●炎上その①、作者への批判
連載開始時、ネットを中心に
「作者の絵が下手すぎる」という批判が相次いだ。
私は全くの素人なので
絵の善し悪しを判断することはできないが
素人目から見ても上手いとは確かに言えない。
そんな作者への批判などを関係者が
わざと拡散して広めたのではないだろうか?
と言われているのである。
「いや、だから?」と言われそうなほど
どうでもいい話ではあるが
その後も進撃の巨人の炎上は続く。
●炎上その②、急な製作アニメーターの募集
一躍大人気コミックとなった進撃の巨人は
2012年にはついにアニメ化が決定する。
放送じたいは翌年の
2013年の4月から始まったわけだが
なんと、4月22日にツイッター上で
「製作アニメーターの募集をかけた」のである。
既に放送が開始しているアニメの製作者を
ツイッターで募集するという暴挙を
今の時代のネット住民が見逃すはずもなく
「このタイミングでのアニメーター募集は異例すぎw」や
「ほんまに作れるのか?」など、再びネットは大炎上。
この程度で大炎上するとは
日本は平和だなぁと思わされるが
確かに、ずさんな体制ではあると思う。
●炎上その③、映画監督の降板
2011年にはアニメに留まらず
「実写の映画」までもが製作されることが決定する。
2013年を公開予定とし
映画監督まで発表された。
がしかし、
既に発表されていた監督が
2012年になって急に降板することが決定。
現在は違う監督が抜擢されているが
この一件により、当初の計画とは大幅に遅れた
2015年が今現在の公開予定となっている。
●炎上その④、放送禁止用語連発
極めつけがこれである。
2014年5月9日に発売された別冊少年マガジンに掲載された
リヴァイ兵長の手配書にカタカナの逆さ文字で
「チ●コ」や「セッ●ース」などの
卑猥な言葉が書かれていたのだ。
その時の実際の画像がこちら↓
これだけだと
何のこっちゃ分からないと思うので
分かりやすい画像を作ってみた。
確かに、手配書が
こんな内容だったら調査兵団は解散状態だろうな。
しかし、そもそも論として
これを解読することって可能なのか?
という疑問が出てくる。
いくら今のネット住民の目が
過去最高に肥えていたとしても
この象形文字のような記号の羅列を
ここまで正確に解読することは難しいはず。
ということはだな
これは明らかに内部の関係者が
炎上を誘発するために告発した内容ではないだろうか?
私的に怪しいのは
目立ちたがり一確のアシの”杉山”だろう!
わざわざ自分の名前まで記載してるぐらいだから
こいつは相当な曲者でしょう。
告発人が杉山かどうかはあれとしても
これを「つい遊び心で、、、てへ(ノ∀`)」
では済まされないだろう。
ましてや少年マンガなんだしね。
この騒動を受け、作者である諫山創は
「作者が意図しない言葉が描かれ掲載されてしまいました。
これらの表現は作品の本意ではありません」とコメントしたが
こんなものは、不祥事を起こした政治家みたいなもので
彼らの本心では決してないことは明確。
内心「もっと騒げてめーら!」と
思っているに違いない。
あくまで私の推測ではありますが。
しかしながら
この炎上商法のおかげか?
進撃の巨人の大進撃はとどまるところを知らないのもまた事実。
今後、漫画家の間で
「とりあえず炎上させとく?」が
デフォにならないように願うばかりだ。
そして、進撃の巨人の炎上騒ぎは他にもある。
それが、進撃の巨人に出てくる巨人の描写について。
この描写を見たある団体が、作者に抗議したのだ。
その内容と言うのが、
「知的障害者を想像させる描写だから止めろ」
というもの。
これに関してネットでは、
むしろ進撃の巨人を擁護する発言が多かった。
というのも、一般の読者の人は、
そういった意識で、そもそも漫画を読んでいないからだ。
むしろ、進撃の巨人の巨人を見て、
知的障害者を連想するその団体の方が、
よっぽど偏屈な目で彼らを見ているのではないか、と。
結果として、漫画が炎上というよりも、
その団体に対する嫌悪感の方が強まった。
そして、炎上と言えば、
一時期問題になったのが、バカッターと呼ばれるもの。
バカな行為をし、
それをツイッター上にアップし楽しむ愚かな行為だが、
この行為が時に、
ある飲食店を閉店に追い込んだりと、
大きな問題になった。
世の中には、アホなことをするヤツもいるもんだ。
…と、思うかもしれないが、話はそう単純ではないのだ。
このバカッター。
正真正銘、遊びでやっているヤツもいるだろうが、
そうではなく、別の人間が裏で糸を引き、意図的にやっている例もあるというのだ。
その恐るべき実態というのが…
進撃の巨人は一応、グロアニメでもあるからなぁ。