佐藤健、武井咲などの豪華俳優陣で映画化されたるろうに剣心。
第一作から、第三作の伝説の最期編に渡るまで、日本の映画史に残る爆発的HITを記録した。
しかし、そんな「るろうに剣心」。
アニメ版では、最後の最後に、剣心が性病の梅毒で死ぬという話を知っているだろうか。
るろうに剣心は、元々原作は漫画である。
1990年代に、週刊少年ジャンプで連載されていた。
そして、原作の漫画では、最後、剣心と薫の二人が結ばれて、めでたしめでたしという終わり方をするのだが、アニメ版ではその更に先が描かれているのだ。
それが、「星霜編」と題された回である。
この回では、薫と結ばれた後、幕末の動乱を人切りとして生きた剣心が、その罪を償うために慈善活動をするという物語が描かれている。
それ自体は、原作のストーリーとそん色ないのだが、なんと剣心は、その活動の最中に梅毒に掛かってしまうのだ。
そして、その梅毒が、妻である薫にも感染。
この時点で、相当シビアなストーリー展開になっているのだが、更に剣心は、陸軍の上層部から依頼を受け、中国に向かう。
そこでも、梅毒は剣心の体を蝕み続け、やがて剣心は腕が腐り初めてしまう。
一方の薫は、日本に滞在しながら、毎日の様に剣心の帰りを港で待つが、その薫も、梅毒に蝕まれ続ける。
そして数年後。
ようやく日本に帰国することが出来た剣心だったが、その体は病でボロボロになっていた。
そして、薫と再会し、お互い抱きしめあうが、そのまま剣心は病に倒れ、帰らぬ人となる。
更には、薫も、その場で折り重なるようにして、亡くなってしまう。
これが、アニメ版るろうに剣心の最期だ。
原作の漫画しか知らない人からすれば、衝撃的なラストかもしれない。
一体、どういった意図があって、原作にこういった話を付け加えたのかは定かではないが、もしかすると、人切りという生き方をした剣心にハッピーエンドは相応しくないと思ったのだろうか。
不思議だ。
ちなみに、剣心は人切りとして幕末を生きぬいた後は、人を殺めないようにと、逆刃刀を持っていたのだが、この逆刃刀。
元々は、作者のオリジナルであり、現実には存在しないと言われてきた。
しかし、逆刃刀は、実際に存在したという衝撃のニュースが出たのだ。
画像も公開されているのだが、それがこちら。
宝セヘイヤ辛い