やりすぎコージーでバッファロー吾郎の木村が語った都市伝説
男なら誰しもが1度は夢見るであろう「高級車」
高級車はお金持ちの象徴とも言われており、大富豪などはこぞって車にお金をかける傾向にある。
中でも人気なのが「ロールスロイス」だ。
大御所芸人のビートたけしも愛用している、超が付くほどの高級車である。
そんなロールスロイスには、とんでもない都市伝説が存在する。
あるイギリスのお金持ちが、ロールスロイスで旅をするという計画をたてた。
その計画というのが、かなり過酷で「砂漠を横断する」というものだった。
万が一のために「無線」も用意して、彼は旅に出たという。
その砂漠の横断中に、やっぱりというか、あまりの暑さでロールスロイスが故障してしまった。
さっそく用意していた無線で、業者に問い合わせをすることに。
「旅の途中でロールスロイスが故障してしまった。修理を頼めないだろうか?」
それを聞いた業者は、さっそく飛行機で出動。
そしてあろうことか、修理どころか、新車を持ってきて、故障したロールスロイスと交換したのだ。
その後、見事に旅を成功させたイギリスのお金持ちは、業者からの請求を待っていた。
わざわざ飛行機できて、新車と交換してくれたのだから、かなりの高額を請求されるに違いないと、ある程度腹をくくっていた。
しかし、待てど暮らせど、業者からの連絡はない。
いてもたっても居られなくなり、そのイギリス男性は業者に連絡することに。
「ロールスロイスの故障の件で、いつまで経っても請求がこないのだが?」
しかし、その業者はこう言った。
「当社はそのようなサービスをしておりません」
聞くところによると、ロールスロイスはそういったサービスはやっていないという。
あまりに不思議に思ったイギリスのお金持ちは、
「いやいや、実際にロールスロイスが故障した時に飛行機で来てくれたではないか」
と、迫ったところ、話を遮るように、こう返ってきた。
「お客様、ロールスロイスは故障致しません」
ブランドを守るためにロールスロイスは「タダ」で新車を提供したのだ。
恩を着せるわけでもなく、見返りを求めるでもなく、平然とこんな大それたことをやってのけたのである。
これが、ロールスロイスがロールスロイスたる所以なのだ。
こういったバックボーンにより、我々はロールスロイスなどの高級車に憧れを持つのだろう。
ロールスロイス側は、建前上こういったサービスはないとしているが、これはロールスロイスを購入したオーナーに付いてくる「オプション」なのである。
ロールスロイスのサービス精神には、感服するばかりだ。
そして、サービス精神と言えば、引けを取らないのが、ご存知「ディズニー」である。
ディズニーもロールスロイスに負けず劣らず素晴らしい企業だ。
そんなディズニーのサービス精神が起こした奇跡をご覧頂こう。