コアなファンも多い作品である「天空の城ラピュタ」。
最近だと、
テレビで放映される度に、映画のシーンと同じタイミングで、
ツイッター上で「バルス」とツイートするユーザーが激増し、
ツイッター側から、
「頼むよ~もう、バルスとかされちゃうと、サーバーがダウンするんだよ~」
と苦情が出たほど。
それだけ影響力のある作品なのだ。
そして、知らない人も多いと思うが、実はこの作品。
ジブリ映画初のオリジナル作品だった。
つまり、映画のために書き下ろされた作品なのだ。
そしてジブリ作品宜しく、
この作品にも都市伝説が存在する。
その都市伝説というのが、
幻のエンディングの存在だ。
少しだけあらすじに触れると、
昔、世界を支配するほどの軍事力を誇っていた天空の城、ラピュタが存在した。
そのラピュタは滅んでしまったが、
ラピュタの末裔には生き残りがいて、
その一人であるムスカという男が、再びラピュタを復活させようと企む。
それを阻むため、
王位を継承していたシータという少女と、
ひょんなことから出会ったパズーがラピュタ再建のカギを握る
「石」を守るために奮闘する。
本作でのエンディングがどうだったかというと、
「バルス」と二人で叫んだ後、ラピュタは天高く昇って行き、
目的を果たしたパズーとシータは、別れを告げる。となっている。
一方で、都市伝説とされている幻のエンディングというのは、最後、
「パズーがシータの故郷に行き、二人で握手をして別れる」
と言われている。
では、なぜこんな都市伝説が囁かれるようになったのかというと、
過去に一度だけ放映されたテレビ向けの「静止画エンディングロール」にある。
そのエンディングロールの中に、
「パズーが飛行機に乗ってシータの家に遊びに行く」
というイメージ画像が含まれていたというのだ。
これは、当時のテレビ側の事情で、
CMを挟んで2時間きっちりに終わらなければならないというルールに沿うため、
テレビ局側で「静止画エンディングロール」を作成したからと言われている。
こういったことから、
この幻のエンディングが噂されるようになった。
ただし、この都市伝説。
どうやら信憑性はあまりないらしい。
というのも、
これを検証するため、
実際にその放送された映像を確認したという人が、
そういう類の映像はなかったというのだ。
僕自身、この目で見て検証した訳ではないので、
確信は持てないんですが、もし詳細を知っている人がいれば、
下記コメント欄にでも残して頂ければなと思います。
アニメージュ文庫からでている小説 天空の城ラピュタにはエピローグとして、パズーの家にあった作り掛けの飛行機にエンジンを載せてシータの住む谷まで飛んでいくシーンがあって改めてパズーのカッコ良さに感動します!