ポケモンに登場する地域にはモデルがあることは有名だ。
過去の地域は全て、日本の特定の地域を参考にしていた。
しかし、ポケモンbwに登場するイッシュ地方のモデルは日本ではないのだ。
ポケモンbwには、ある噂があった。
それが、人種差別問題をテーマにしているのではないか、というもの。
その理由と言うのが、ブラック・ホワイトという名前が付けられているからなのだそうだが、勿論、それ以外にも理由がある。
それが、ポケモンbwが舞台となっているイッシュ地方のモデル。
上述したように、ポケモンの舞台は、過去の作品全て、日本をモデルにしていた。
ホウエン地方は九州、カントー地方は関東、ジョウトウ地方は関西、シンオウ地方は北海道。
だが、イッシュ地方は違う。
では、どこがモデルになっているのか。
それが、アメリカのニューヨーク州だ。
そして、そのイッシュ地方という名前について、開発者の増田さんはインタビューで、このように答えていた。
「イッシュ地方では、ポケモンも人も人種も関係なく、それが全部集まって、”多種”になっている」
そして、イッシュという名前は、一種類という意味で、イッシュと名付けたのだそう。
それが象徴するように、bwでは、今までのポケモンとは一線を隠すポケモンや、登場人物が多く存在する。
黒人が出てきたり、インディアン風のキャラが出てきたり。
つまり、人種差別問題をテーマにしているというのも、あながち間違いではないのだ。
しかし、そこに込められているのは、一般的に連想されるネガティブな人種差別へのメッセージではなく、もっとシンプルに、世界全体で見た時、どんな人種であろうと、どんな肌の色であろうと、全ては一つという、ポジティブなメッセージなのだ。
今や、日本のみならず、世界的にも人気が出ているポケモン。
そのメッセージ性もワールドワイドになりつつあるのかもしれない。
そして、そんなポケモンには、また別のメッセージも込められていると言われている。
例えば、同じくbwに登場するビクティニというポケモン。
このポケモンには、色んな意味で世界を脅かす”ある”物との関連性が噂されている。
その内容と言うのがこちら。
過去作のあれなんだっけポケモンコロシアムとかダークルギアのやつって外国が場所だった気がする