漫画「男坂」打ち切りに対し、作者の車田正美が最終回に残した執念の証とは?

スポンサーリンク

し烈な争いで知られている漫画業界。

少しでも人気に陰りが見えたら、すぐに連載を打ち切られてしまう、シビアな業界だ。

そんな業界で、打ち切りにあいながらも、恐るべき悪あがきをした漫画家がいた。

「男坂」という漫画を知っているだろうか。

内容は、作者である車田正美先生の世界観がマジマジと表現されていて、硬派な男が主人公の青春ストーリー。

この漫画は、1984年~1985年の一年間だけ連載され、打ち切りになってしまった。

しかし。

車田正美先生は、この漫画に並々ならぬ想いを持っていた。

それを表すように、「この作品をかくために、漫画家になった」とまで言っている。

それだけの想いがありながらも、読者からの支持が得られず、あえなく打ち切りになってしまった。

しかし、それでも諦められない車田先生。

そこで、車田先生は前代未聞の行動に。

なんと、連載打ち切りにあった最終回最後の描写で、デカデカと「未完!」と書いたのだ。

20100412_2

画像左下の「未完」という文字が見えるだろうか。

それだけでなく、この描写自体が、車田先生の想いが込められているように感じる。

しかし、話はこれで終わらない。

男坂打ち切りの1985年から約30年の時を経た2014年。

なんと、男坂の連載がスタート。

車田先生の執念とも思える想いなのかなんなのか。

一度は読者の人気を得られずわずか1年で連載が終了した漫画が、30年の時を経て復活したのだ。

何事も執念が大事ということなのだろうか。

あの伝説的な漫画家である手塚治虫氏も、執念の虫であったと言われているぐらいなのだから。

手塚治虫の裏の顔とは?

スポンサーリンク

面白いと思ったら友達に紹介をお願いします!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このサイトの更新情報を受け取る