数々の都市伝説や裏設定、推測や憶測が飛び交う「ワンピース」
作中にふんだんに盛り込まれている「伏線」が、こういった沢山の噂が囁かれる原因だろう。
もちろん、ワンピース人気の1つの要因でもある。
そんな中、とんでもない都市伝説を耳にしたので紹介。
そのとんでもない都市伝説というのが「クロコダイル女説」である。
私の記憶する限り、あんなに男臭いキャラはクロコダイルとスモーカー大佐ぐらいなものだったはず。
そんなクロコダイルが女というのは、都市伝説を通り越してただの嘘にも聞こえる。
しかし実はこの都市伝説、驚くことに全くのデタラメでもなさそうなのだ。
そんな「クロコダイル女説」が囁かれるようになった原因をいくつか紹介しよう。
●イワンコフが握る”弱み”
とあるワンシーンで、イワンコフが「クロコダイルの弱み」について触れている。
イワンコフと言えば、オカマ界のトップに君臨する変質者である。
そんなイワンコフが握る弱みと言えば、性別に関することぐらいしかないのだ。
一説では、イワンコフの「ホルモン治療」により、女から男に性転換されたのでは?と言われている。
●右耳のみのピアス
有名な話だが「右耳のみにピアスをしている男性はゲイ」という定説がある。
一方で女性の場合は少し異なり「優しさと成人女性の証」と言われている。
ということは、クロコダイルはゲイ、もしくは女性である可能性が高いというわけだ。
どちらにしても嫌だが、ゲイよりは女性だった説の方が個人的にはいい。
●バロックワークス
クロコダイルが以前トップに君臨していた「バロックワークス」という組織。
実はこのバロックワークスという言葉には、ある隠されたメッセージがする。
バロックワークスを英語に直すとBaroque Worksになる。
このBaroqueというのは「形のいびつな真珠」という意味があるのだ。
ちなみに、真珠自体には「女性」「純白」という意味があり、これがいびつということは、そういうことではないのか?と言われているのだ。
●クロコダイルの若い頃の描写
STRONG WORLDで限定配信された0話に、七武海の若い頃の描写がある。
※これがそのシーン
すでに説明不要だと思うが、他のキャラと違い「クロコダイルだけ後ろ姿」なのだ。
これはあまりにも不自然である。
後ろ姿は、我々が知っている「男臭い」クロコダイルそのものだが、顔を見せられない特別な理由があるという憶測が飛んでも仕方ないようなシーンだ。
これらがクロコダイルが女なのでは?と噂されるようになった原因の元である。
マンガを読んでいる時は考えもしなかったが、言われてみれば合点がいく。
作者の尾田先生が今後どのように展開していくかは分からないが、これだけの伏線を張っておきながら何のお咎めもなし、ということはありえないだろう。
これまでにも沢山の伏線を張ってきて、全て綺麗に回収している尾田先生だが、ネットでこれだけ噂が飛び交うと、その網の目をくぐって綺麗に収めるのは至難の業だと言える。
はっきり言おう、尾田先生は間違いなくネットで随時チェックしながら、飛び交っている噂をなるべく避けて描いていると。
その証拠に、これまでネットで囁かれていた噂が当たったことが1度もないのだ。
これはある意味で天文学的な確率だと言えるだろう。
しかし作者がネットでの言動をチェックすることは珍しいことではない。
例えば、名探偵コナンの作者である「青山剛昌」
青山先生は、ネットで話題となっていた”とある噂”をインタビューでキッパリと否定したのだ。
それがこちら。