マガジンミステリー調査班、通所MMRという漫画を知っているだろうか。
1990年代に連載されていた漫画で、世の中の怪奇現象を科学的に検証するというコンセプトであった。
しかし、作中に、地下鉄サリンを予知させる内容が描かれており、それがあまりにも鮮明過ぎて、不謹慎だということでお蔵入りになったというのだ。
問題の回は、1995年のある合併号。
この回では、「ノストラダムス 暗黒新予言!!」というテーマが取り上げられており、その中に、こんなエピソードがある。
ある日、編集部の元に差出人不明の封筒が届く。
その中には、ある場所で発見されたという、魔道書に関する手紙が納付されていた。
そして、この内容について、編集部が調査を開始。
この内容が、ノストラダムスの予言と関連した内容だということを突き止めた編集部。
更に、これに関連して、マガジン編集部が、あるシュミレーションを空想。
これが、問題の地下鉄サリン事件の予知だと言われている。
その内容と言うのが、300人委員会と呼ばれる組織がサリンを使ったテロ事件を計画しているというもの。
そして、この内容が掲載されたわずか二か月後、実際に地下鉄サリン事件が発生し、日本史上最悪のテロ事件であり、死者13名、負傷者6000名以上という、大惨事となった。
これに関連して、編集部は、あくまでもフェィクションであるということを公言している。
しかし、ここまで似ているとなると、サリン事件との関連性を疑ってしまう。
予知なのか、はたまた、編集部に送られた情報の中に、オウム関連の人間が送ったものがあり、それを元にシュミレーションした結果なのか。
真相は不明だ。
ちなみに、このサリン事件の首謀者であり、オウムの最高指導者である麻原は捕まっている。
そして、国内最高刑である死刑判決を受けたわけだが、違和感を感じないだろうか。
死刑判決から10年以上。
未だに死刑が執行されていないのだ。
既に執行されていると思っている人もいるかもしれないが、まだ麻原は生きている。
あれだけの凶悪犯罪を起こしておきながらなぜか。
これには、ある理由があると言われている。
その理由と言うのが、オウムによるサリン事件以上のテロの計画だ。
そして、この計画には”ある”国が関与しており、その計画はかなり衝撃的な内容になっている。
その衝撃の内容がこちら…