世界最大のサメは?と聞かれればほとんどの人は「ホホジロザメ」と答えるだろう。
平均体長4m~4.8m、体重680kg~1100kgの、まぎれもなく巨大な生物である。
非公式ではあるが、体長11mもの巨大なホホジロザメの目撃証言もあり、疑う余地はない。
しかし、最近になって、この巨大サメを凌ぐほどの超巨大なサメの存在がまことしやかに囁かれているのだ。
そのサメの名前が「メガロドン」
もしかしたら一度ぐらいは耳にしたことがあるかもしれない。
メガロドンは今からおよそ1800万年前~150万年前頃に生息していたとされていた。
平均体長は13m~20mと言われており、ホホジロザメと比較するとその巨大さがよく分かる。
沢山のクジラの化石からメガロドンに噛み付かれた後と思われる歯型が発見されているため、主にクジラを捕食していたと考えられている。
変温動物ではあるが、恒温動物のクジラと同じように低温の環境では生息できないとされており、これが主な原因となって絶滅したと言われていた。
しかし、本来は生息不可能と思われていた寒冷地域からもメガロドンの化石が発見されたため、この説は否定された。
現在では、周りの生物の変化に対応できずに絶滅したという説も出てきている。
(メガロドンの捕食対象が過酷な環境の中で身を守るために強くなったとされる説)
一方で、1918年のオーストラリアでの巨大ザメ目撃談や、1954年には船に突き刺さったホホジロザメと同じ形状をした、10センチを超える巨大な歯が発見されており、未確認動物学者の中では「メガロドン生存説」が有力視されている。
そんな中、オーストラリアの研究所でとんでもない事件が発生した。
2.7mのホホジロザメに追跡用のタグを付けて生態調査をしていたところ、突如そのタグが4kmほど離れた海岸に漂流したのだ。
一体なにが起きたのか?オーストラリアのサメ研究チームはすぐさまそのタグを解析。
すると、驚きの事実が判明した。
温度が急上昇し、580mの深さまで一気に潜っていたのだ。
これが意味していることは「別の生物によって2.7mのホホジロザメが飲み込まれた」ということ。
2.7mものホホジロザメを飲み込む化物とは一体なんだったのか?
研究チームはすぐさまその海域一帯の調査を開始した。
すると、さらに巨大なホホジロザメと思われるサメを発見したのだ。
サメの共食いはこれまでにも何度か確認されており、研究チームはこの重さ2tを超えるであろう巨大ザメを犯人と推測した。
メガロドンはホホジロザメの近縁とされており、姿形はよく似ている。
2.7mもの巨大なホホジロザメを捕食したのは本当にこのサメだったのか?それとも・・・
このように、未確認生物の議論は尽きることのない永遠のテーマである。
いると言われればいるし、いないと言われればいない。
最終的には信じるか信じないかだけなのだ。
よくこういった議論で話題に上がる宇宙人などはその最たる例だろう。
しかし、現在もっとも有力とされる宇宙人の定説をご存知だろうか?
初めて聞いた時は、そのあまりにも的を得た解答に納得してしまったのを覚えている。
それがこちら。