2014年、最も注目のドラマの一つである「マッサン」
NHK朝ドラ史上初の、外国人ヒロインをキャストに加えたことでも話題に。
そして、このドラマは実話を元にして作られているのだが、そのモデルとなった人物に、ある都市伝説がある。
ドラマ「まっさん」というのは、実際にモデルとなった人物、竹鶴政孝氏のあだ名だ。
竹鶴政孝氏は、日本のウイスキーの父と呼ばれた人で、単身スコットランドに渡り、ウイスキーを学んだ人である。
そして、スコットランドで学んだ技術を日本に持ち帰り、初めて本格的な国産ウイスキーを製造したことで知られている。
そんなウイスキー造り。
実は、そう簡単ではないのだ。
特に、スコットランドと日本の風土の違いは大きく、取り分け影響度が高いのが、水。
実際に、ウイスキー製造工場をどの場所に建てるかで、大きくもめたと言われている。
そして、品質に強いこだわりを持っていた竹鶴氏は、妥協を許さなかった。
そんな折、ウイスキーの新工場を作る新地を求め、宮城に来ていた竹鶴氏。
その際、宮城に流れる、とある川で試しにブラックニッカの水割りを作ってみることに。
すると、その風味が素晴らしく、納得の行くものだった。
そこで竹鶴氏は、その地にウイスキー新工場を作ることを即決する。
そして、その工場の設計も自身で行い、実際に工場を設立した。
が、この話には、ある逸話がある。
元々宮城には、視察のために来ていただけであったと言われていて、そこの川で水割りを作る予定などなかったらしい。
しかし、竹鶴氏は、神のお告げでも聞いたかのように、突然、その川の水で、ブラックニッカの水割りを作ったというのだ。
そして、その水は竹鶴氏も納得するものだった。
これだけなら、ただの偶然で済まされる話なのだが、これは運命であったと言われている。
というのもこの川。
名前が「新川(にっかわ)」というのだ。
正に、ブラックニッカには、この川しかないとも思えるような話である。
そして、こういった奇妙な偶然は、色んな所にある。
例えば、日本には、天皇制があるが、その天皇家に嫁いだある女性二人は、天皇家に嫁ぐ運命だったという都市伝説があるのだ。
もしかしたら、運命というのは本当にあるのかもしれない。
そう思わせてくれるほど、偶然とは思えない話。
その内容というのが、こちら…