サイコ漫画として有名な漫画「マイナス」
その強烈な描写で、コアなファンも多かった漫画だが、ある回で、そのあまりに行き過ぎた描写が原因で、雑誌回収騒ぎに発展。
その後、単行本に掲載されたのだが…
漫画「マイナス」は、沖さやか(後に、山崎さやかに改名)先生が描いた漫画である。
その内容というのが、なかなかぶっ飛んでいる。
主人公は、中学校の英語教師の恩田さゆり。
見た目は美しいのだが、彼女には、あるトラウマが。
それが、幼少期に受けた、父親からの虐待。
そのせいで、彼女は、極端に人から嫌われるのを恐れる性格になってしまう。
そして、その性格が原因で、色々な事件を起こすのだ。
例えば、嫌われるのが、嫌で、生徒との会話中、トイレに行くのを我慢していたら、漏らしてしまったり。
そして、その性格が行き過ぎた時に、大事件を起こしてしまう。
なんと、ある生徒から嫌われた際、パニックになり、その原因となった二人を殺してしまったのだ。
そして、その犯罪がバレることのなかったさゆりは、嫌われることを恐れる必要はない、いざとなったら殺してしまえば良いんだ、という、無茶苦茶な思考に陥ってしまう。
この時点で、相当ヤバイ漫画なのだが、更に、ヤバイ事件を起こし、結果として、雑誌回収騒ぎとなってしまう。
それが、人肉食事件だ。
さゆりは、夏休みのある日、女子生徒と一緒に別荘に向かう。
その際、遭難してしまったのだが、その時に一緒にいた女児を誤って崖から転落させてしまう。
すると、さゆりはなんと、この女児を焼いて食べてしまうのだ。
それも、淡々と。
このシーンはさすがに、まずかったのだろう。
雑誌回収騒動となってしまう。
しかし。
実は、この回、単行本では掲載されているのだ。
なので、どういった描写で回収騒ぎになったのか、興味がある場合は、単行本を是非手に取ってみて欲しい。
ちなみに、これ以外にも、人肉食の描写が問題となり、回収騒ぎとなってしまった漫画がある。
しかも、こちらの漫画の場合は、所謂、グロ漫画ではなく、ギャグ漫画として連載されていたので、読者から多数の抗議がきた。
結果として、たった2話で連載が終了してしまうことになるその漫画とは…
あまりの残酷さに回収深夜のニュースも今は流してはng平成一桁は堂々と深夜ニュースは流していた