国民的アニメである「巨人の星」。
現代では、間違いなく問題になるような体罰が多々ある。
火の玉ボールを息子である飛馬に飛ばしたり、もう無茶苦茶だ。
そして、そんな巨人の星に、面白い都市伝説がある。
巨人の星と聞いて、思い浮かぶシーンとは。
と、聞かれて、多くの人は、星一徹が「バカもーん!」と言いながら、ちゃぶ台をひっくり返すシーンではないだろうか。
しかし、このちゃぶ台をひっくり返すシーン。
なんと、作中にはたった一度しか出てこないのだ。
具体的には、第32話の「悪魔のギブス」という回。
正真正銘、一徹がちゃぶ台をひっくり返したのはこの回のみである。
そのたった一回のシーンが、なぜか、巨人の星における印象的なシーンとなってしまったのだ。
では、なぜ、このシーンが、印象的になってしまったのだろうか。
その理由として挙げられているのが、エンディングである。
巨人の星では、アニメのエンディングに、ちゃぶ台返しのシーンが流れている。
恐らくは、その映像を見た視聴者が、
「一徹=ちゃぶ台を返すオヤジ」
という印象を持ってしまったのだと思われる。
それにしても、たった一回ちゃぶ台を返しただけで、毎日のようにちゃぶ台を返す変態おやじと思われている一徹。
少しだけ気の毒にも思う。
ちなみに、この巨人の星。
あの日本が誇る伝説的な漫画家に「この漫画の何が面白いのか分からない」と言われてしまった、少し可愛そうな漫画である。
その漫画家と言うのは・・・