アニメ映画のトップである「ジブリ作品」
独特の世界感は我々の心を引き込み離さない。
しかし実は、ジブリ人気の理由はストーリーだけではない。
もう1つのジブリ人気を支えている要因は間違いなく「楽曲」だろう。
風の谷のナウシカ、崖の上のポニョ、耳をすませば、天空の城ラピュタ・・・
全てのジブリ作品には「イメージソング」が必ずあり、それらがジブリ人気を支えているのは疑う余地がない。
崖の上のポニョに至っては、口ずさむのを会社で禁止するなど社会現象を引き起こした。
そしてそれは、千と千尋の神隠しも例外ではない。
まずはもう1度、あの名曲を聴いてもらおう。
うん、何度聴いても心に染み渡る素晴らしい楽曲だ。
タイトルは「いつも何度でも」で、歌い手は「木村弓」という女性アーティスト。
透き通った声の持ち主で、間違いなく実力派シンガーの1人である。
千と千尋の神隠しが、アニメ史上最高の興行収入を叩き出した背景には、こういった「素晴らしい曲」が少なからず影響している。
それぐらい、音楽というのは人間の心に深く響くものなのだ。
しかし実は、千と千尋の神隠しには「隠れた名曲?」が存在する。
それが「カオナシの歌」だ。
カオナシというのは作中に登場する、謎の生命体のこと。
この右側の得体の知れない生き物がカオナシである。
あからさまな脇役のこいつにも、謎のイメージソングが存在するというから驚きだ。
ちなみに、その「カオナシの歌」の驚愕の歌詞がこちら。
◆カオナシの歌【さみしい さみしい】
◆歌詞
さみしい さみしい 僕ひとりぼっち
ねぇ 振り向いて こっち向いて
食べたい 食べたい 君 たべちゃいたいの
君、かわいいね
きっと寂しくなんかならないんだね
どんな人生を送れば、こんな悲壮感漂う歌が生まれるのか気になって仕方がない。
確かに思い返せば、作中でのカオナシには心なしか哀愁が漂っていた。
そういう意味でも、カオナシのイメージソングとしてはピッタリだと思う。
ちなみにこの曲、アルバムに収録されているらしい。
歌い手は「ムッシュかまやつ」
こちらもれっきとした実力派シンガーである。
どうしても聴いてみたかったので、YouTubeで検索してみたのだが、見つからず断念。
ネットで検索したら、見つかったのでパッケージをどうぞ。
これが千と千尋の神隠しの伝説のイメージアルバムである。
ちなみに、カオナシのイメージソングは6番に収録されている。
手がけたのは音楽界の大御所「久石譲」
一部のユーザーの間では、大人気のアルバムらしいが一般的な認知度は低い。
間違いなく隠れた名作の1つだろう。
こんな風に、ジブリの関連商品はあまり表立って宣伝されないせいか、あまり認知されていない傾向がある。
例えば、ジブリスタッフが手がけた、天空のラピュタそっくりの「アダ●トアニメ」。
ジブリスタッフが作った「ア●ルトアニメ」など、是が非でも観てみたいものだが、そもそもほとんど世に出回っていない。
あそれどころか、あまりにも希少価値が高すぎて、信じられない値段で取引されているのだ。
庶民の私には、到底手が出せない値段である。
詳しい内容については、別記事にてどうぞ。