世界的に有名な漫画「ドラゴンボール」
その人気は日本に留まらず世界でも大人気なのだ。
世界各国で翻訳され、いまや世界中で放送される超人気アニメとなった。
しかし、そんなドラゴンボールがある理由によって、一部の地域では放送禁止となっているという。
その放送禁止地域というのが「ハワイ諸島」である。
たまたま放送されていないのではなく、明確に禁止とされているのにはある理由によるもの。
それが、作中で度々孫悟空や孫悟飯が放つ必殺技「かめはめ波」である。
実は、ハワイには「カメハメハ大王」という超人気の王様がいたのだ。
カメハメハ大王はハワイ諸島を初めて統一した人物であり、ハワイ王国の初代国王である。
その功績を讃えられ、ハワイ諸島には「カメハメハ大王像」が置かれている。
ここまで説明すればもはや不要だろう。
ドラゴンボールでお馴染みの必殺技「かめはめ波」が、ハワイ諸島で崇拝されている「カメハメハ大王」とバッティングしてしまうが故に、ハワイ諸島ではドラゴンボールの放送を禁止されているのだ。
それだけハワイ諸島の人々からすると、カメハメハ大王は偉大であり、決してアニメの必殺技に使われていいような存在ではないというわけだ。
だからと言って、わざわざ放送禁止にする必要まであるのか?
かめはめ波だってたまたまカメハメハ大王の名前とカブっただけだろう?
と思うだろうが、実はそうではない。
このかめはめ波という技名は、何を隠そうカメハメハ大王の名前から取っているのだ。
しかも発案したのは、鳥山明の妻である「みかみなち」だという。
(鳥山明の妻みかみなちも同じく漫画家)
鳥山明が、技名を考えていた時に、妻であるみかみなちが「かめはめ波なんてどうかしら?」と提案したところ
鳥山明が「おぉ!バカバカしくていかにも亀仙人らしい!それでいこう!」と言ったとか。
ハワイ王国の初代国王であるカメハメハ大王の名前をバカバカしいと言い放った鳥山明の作品が、ハワイで放送禁止なのも納得である。
こんな風に、ドラゴンボールに限らず「鳥山明」には数々の都市伝説が存在する。
別ページでそれらをまとめているので、ぜひ読んでみてもらいたい。