歴史上、最も悪名高く後世に名を遺した人物として最初に挙げられる男、ヒトラー。彼はたくみな話術や心理術を使い、大衆を先導していた。しかし、ヒトラーはもともと心理術に長けていたわけではなく、実は、彼を生み出したと言われる二人の人物によって作り上げたと言われている。
まず、ヒトラーに関して多くの人が勘違いをしていることが一つ。
ヒトラーが党首を務める労働者党は独裁政党と呼ばれているが、労働者党が第一党となることが出来たのは、なにもクーデターを起こしたわけでもなく、非常に民主的な投票によって決まっただけである。
正に今の日本と同じように、選挙で彼は選ばれたのだ。
そんなヒトラーが選挙で勝つことが出来、かつ、その後の政策を進めることが出来た理由が、正に大衆心理をふんだんに使ったからである。
有名な話として、当時のヒトラーは決してイケメンではなかったが、彼に見つめられた女性はその多くが失神するというものがある。
勿論、これは多少大袈裟な話ではあると思われるが、当時のヒトラーの権力がどれだけ強大であり、大衆を引き付けていたかが分かる話だ。
そんなヒトラーだが、元々心理術などに長けていたわけではなく、彼の心理術は二人の人物により培われたと言われている。
それが、ヨーゼフ・ゲッベルスとエリックヤン・ハヌッセン。
ヨーゼフ・ゲッベルスという人物はヒトラーに多少造詣のある人なら知っているほどの有名人であり、彼はプロパガンダの天才とも言われたほどの人物。
ヒトラー政権では重要なポストとしてヒトラーの繁栄を支えた大物でもある。
しかし、意外と知られていないのが、もう一人のエリックヤン・ハヌッセンと呼ばれる人物。
彼も、ヒトラー政権を支えた一人だが、ヨーゼフ・ゲッペルスとは違い、少し特殊な経歴の持ち主である。
それが、メンタリストという経歴。
メンタリストという言葉はDAIGOが広めた言葉であるが、元々メンタリストというのは、国家や政府それに準ずる大物の裏で、大衆先導などの心理術を教える役職のことを指す。
そんな彼がヒトラー政権に入った理由も少し特殊で、当時、彼はその世界の人間には「未来予測に長けた人物」として非常に有名であった。
それを知ったヒトラー政権の内部の人物が、そんな人物なら是非国の運営に携わって欲しいと考え、接触したのが始まりだとされている。
ちなみに、ヒトラーは演説が死ぬほど上手いと言われていたが、その演説術などは、彼から教わったものであると言われている。
その後、エリックヤン・ハヌッセンは、ヒトラー政権に入り、自らの未来予測などを政策に活かすための省庁を作ろうとしていたほどの権力を握ることに。
そして、ここからは更に都市伝説的な話になるが、そのエリックヤン・ハヌッセンという人物が未来予測に長けているというのは上で話した通り。
しかし、この未来予測というのは、一般的に考えられているようなものではないと言われている。
普通、未来予測というと、これから先の未来、何が起こるのか、を当てるものだと思うが、実際の未来予測というのは、それとは少し異なるのだ。
なら、本来の未来予測というものは何なのか…!?
それは…
「自分が予測した未来に向けて、大衆を先導すること」
つまり、未来予測とは、前もって決まっていることを予測することではなく、あくまでも意図的に作りだすことなのだ。
もし、ヒトラー政権に入ること、また、そのヒトラー政権内部でありとあらゆる政策に関わること。
更には、ヒトラー政権の終焉までもが、彼による未来予測であり先導であるなら…
正にヒトラーは、エリック・ハヌッセンに操られた大衆の一人なのではないだろうか。
そうだったのか〜❗️勉強になりました。