つい最近、彼岸島の続編であった「彼岸島~最後の四十七日間~」が最終回を迎えた。
吸血鬼の親玉である「雅」を主人公である「明」が倒して、日本が救われる最終回を予想した人が多かっただろう。
もちろん、私もそのハッピーエンドを予想していた大多数のうちの1人である。
しかし実際の最終回は予想を大きくハズす結果となった。
それがあまりにも悲劇的で、さらに現在の日本の危機とそっくりなのである。
(彼岸島の最終回の内容にも触れるので、ネタバレが嫌な人はこの先は見ないように)
吸血鬼のボスである雅は、ウイルスを宿した蚊を日本に送り込み、日本全土を吸血鬼ウイルスで汚染する計画を立てていた。
それを阻止するべく、主人公である明は雅を殺そうとする。
これが彼岸島のざっくりとした内容である。
前述した通り、誰しもが明が雅を倒し、ウイルスの日本上陸を阻止する最終回を予想していただろう。
しかし、実際の最終回はこれとは真逆で、雅を殺そうとした明が倒されてしまい、日本全土がウイルスに犯されてしまうのだ。
現時点での明の生死は不明だが、日本にウイルスが上陸したのは確かである。
そして、最終回の最後のページには、こう記されていた。
「吸血鬼ウイルスが蔓延し、日本滅亡後の世界ーーーー。本土決戦開始!!」
続編が出ることは間違いないのだが、とある島のウイルスが日本へ上陸し日本が滅亡する・・・
この内容が、あまりにも現在の日本が置かれている状況に似ているという都市伝説がまことしやかに囁かれているのだ。
それが、今現在猛威を振るっている「エボラ出血熱」である。
吸血鬼ウイルスもエボラ出血熱もどちらも「血」に関わるウイルスであり、ワクチンがないという点もほぼ同じだ。
蚊を媒体とする点は、一時期話題になった「デング熱」にも酷似している。
どちらにせよ、彼岸島で描かれている内容は「日本上陸⇒日本滅亡」の流れである。
そして作中で、吸血鬼のボスである雅が日本に上陸した際に、こんなセリフを残している。
「いい景色だ、血で溢れている」
仮に、エボラ出血熱が日本に上陸した場合、間違いなく日本は血で溢れかえることになる。
雅のこの発言は、暗に日本がエボラ出血熱によって滅亡することを示しているのかもしれない。
しかも、意外と知られていないのだが、エボラ出血熱は『明日にでも日本上陸してもおかしくない』と言われている。
日本のメディアは、国民の不安を煽らないように決して放送しないが、科学者や医者の間では有名な話だ。
仮に、すぐに上陸はしないとしても「上陸するのは間違いない」というのが、専門家の見解である。
それぐらいエボラ出血熱は、刻一刻と日本上陸に向けて感染拡大しているのだ。
じゃあ、万が一日本に上陸したらどうなるのか?
それについては、別記事で詳しく書いているのでどうぞ。