世界的な嫌われ者ゴキブリ。
キモイ虫の代表格として、常にトップを走り続けている。
個人的には、カブトムシのメスと大した差はないと思っているんですが、
ただ、家の中をガサゴソと動き回るというだけで、
嫌われ者になってしまった悲しき虫です。
余談ですが、その嫌われ者のゴキブリ、
実は超凄かったりします。
今回の話とは違うので詳細はこちらからどうぞ・・・
さて、そんなゴキブリに関して、
こんな都市伝説が存在します。
それが、ゴキブリを食べると死亡する、という都市伝説。
ゴキブリを食すこと自体が死に繋がる
ゴキブリがお腹で繁殖して、胃を食い破る
などなど、その内容も諸説あります。
いくら嫌われ者でも、
ここまで来ると、ほとんど言いがかりにも思えてきますが、
この都市伝説には、元ネタと思われるものが二つあります。
一つが、昔やっていた日本のテレビ番組でのこと。
その番組中、ゴキブリを食べた男が、
その後死亡し、解剖した際、胃の中からゴキブリの幼虫が大量に発見された。
という話です。
ただ、これに関しては、デマだそうです。
実際に、そんなことがあったら、
都市伝説どころか、ただのニュースになっているはずですからね。
きっと誰かが面白がって広めたのだと思います。
で、二つ目。
それが、アメリカで行われたある食虫大会でのこと。
その大会の出場者は虫をひたすら食べ、
優勝者はなんとゴキブリ、ミミズ、ヤスデ、
合わせて約160匹を食べたのだとか。
この時点で、軽く吐き気を催してきますが、問題はその後。
なんと、優勝した人が、
後に体調不良を訴え、搬送先の病院で死亡したのです。
このことから、
「優勝者はゴキブリを食べたせいで死んだのでは?」
という噂が立ちました。
で、先ほどとは違い、こちらは事実です。
実際にニュースになりました。
ただ、この話。
後々ですが、原因はヤスデにあったのでは?と言われています。
大会終了直後から体調不良を訴えていたという話から分かるように、
何かしら直接的な原因が死亡に繋がったと考えられますからね。
なので、ゴキブリが原因ではなく、
毒を持ったヤスデが混じっていたのでは、
というのが有力な説のようです。
そもそも専門家曰く、
ゴキブリ自体に害はなく、
食べた後に腹の中で繁殖して胃を食い破るなんてこともないそうです。
という訳で、
ゴキブリを食べて死ぬというのは
ただの都市伝説で、真実ではないですね。
これからは、根も葉もない都市伝説を流し、
ゴキブリを貶めるのは止めましょう(笑)
ガセネタもここまでくると正直唖然にしかならないもんだね。大体発想が下品すぎる・・・