アニメデビルマンを知っているだろうか。
元々は1970年代の作品で、永井豪氏が描いた漫画である。
そんなデビルマン。
実は、ある衝撃的なグロい回が子供を絶叫させたと問題になったことがあるのだ。
漫画デビルマンは、主人公が悪魔と合体し、敵であるデーモンを倒すという物語である。
この基本的なストーリーで、物語は進行して行くのだが、ある回だけ、様子が変わっていたのだ。
それが、デビルマンと人間の確執。
デビルマンは、見た目は悪魔そのものであり、その戦いぶりも狂気じみている。
そのことに人間が恐れ、疎まれ始めたのだ。
そして、悲劇は起こった。
主人公が愛するヒロインの家に、暴徒化した人間が押し入り、ヒロインの弟を殺してしまったのだ。
その殺害方法も凄惨極まりなく、なんと、弟の頭部が切断されていた。
そして、二階から降りて来たヒロインは、その現場を見て声を失った。
しかし、悲劇はそれだけに終わらなかった。
その悪魔の手はヒロインにも伸び、なんと、ヒロインは殺されてしまう。
そして、デビルマンがヒロインの家に到着。
しかし、時既に恐らく、ヒロインの家には火も放たれていた。
更に、ここからが最も子供たちを絶叫させたシーンなのだが、なんと、その暴徒化した人間たちは、切断したヒロインの頭部を棒に突き刺し、高々と掲げていたのだ。
そんな彼らは、高笑いをしながら行進していた。
どっちが悪魔か分かったものではないが、これら一部始終が、実際に、映像化されたのだ。
子供なら泣き出してしまうのが普通だろう。
今なら問題になるが、これも時代の違いなのかもしれない。
ちなみに、こういった子供をガチ泣きさせた例は他にもあり、実は、日曜の夕方時に放送されている”あの”国民的アニメにも、子供をガチ泣きさせた回があるのだ。
あまりの奇妙な回に、視聴者から苦情が殺到し、単行本未掲載となったほど。
その回というのが、こちら。
嘘をつくな
原作漫画とアニメは、まったくの別物だよ
なので、原作漫画のその回は映像化されていない