食後には、ほっと一息でコーヒーを飲む人もおおいだろう。
しかし、そんなコーヒーが、体に悪影響を及ぼすという都市伝説があることを知っているだろうか。
しかもその悪影響が、タバコ並だとしたら。
昔から、コーヒーは体に良いとされている説が多かった。
例えば、リラックス効果であったり、美容効果、その他にも、色々とポジティブな面が言われていた。
しかし、最近になって、それらの説を覆すような話が出てきている。
とりわけ、問題視されているのが、コーヒーに含まれている多量のカフェインだ。
カフェインは、昔から色々と問題視されてきた成分だが、最近、特に問題視されているのが、カフェイン中毒である。
そもそも、カフェインというのは、致死量が存在する。
つまり、常識を逸脱した量を摂取してしまうと、死に至るほどの劇薬なのだ。
そのカフェインに中毒性があることは、普段からコーヒーを飲む人なら知っていると思うが、この中毒性が、コーヒーブレークのリラックス効果に実は影響していると言われている。
どういうことかと言うと、コーヒーを飲んでリラックスしている人は、そもそもカフェインを摂取してリラックスしている訳ではなく、カフェインを摂取出来ない状態がイライラの状態であり、カフェインを摂取することで、通常に戻るだけだというのだ。
つまり、カフェイン中毒でない人の普段の状態と同じ状態になることで、リラックスだと感じているだけで、コーヒー事態には特別リラックス効果があるわけではないということ。
これは、タバコと全く同じ症状だ。
タバコは、リラックス効果があると言われてきたが、実際には、タバコを吸うことで、ニコチンが枯渇したイライラの状態を解消しているだけで、普通の人よりも、よりリラックスしているという訳ではない。
そして、問題がもう一つ。
カフェインというのは、眠気覚ましに有効だと昔から言われてきたが、その最大の理由が、カフェインが交感神経を刺激したり、その他様々な理由から、睡眠を妨げる効果があるからである。
しかし、そのカフェイン。
なんと、一度摂取すると、10時間以上経過しても、25%程度は体に残っているというのだ。
つまり、食後にコーヒーを飲んだら、夜寝る時間になっても、体内にカフェインが残っている計算になる。
この都市伝説が真実なら、今までのコーヒーに語られてきた話はなんだったのだろうか。
そして、この手の話は、コーヒーに限らない。
体に良いと言われてきたものが、実は体に悪いということは、他にもあるのだ。
例えば、牛乳。
未だに、小学校などで飲まれている牛乳だが、最近の研究では、体への悪影響が多く言われている。