当サイト読者、「なおさん」から投稿して頂いた都市伝説。
「アジや海藻には多量のヒ素が含まれている?」
アジと言えば、一般的に食べられる魚だが、そのアジに、実は”ヒ素”が含まれていることを知っているだろうか。
更に、アジだけではなく、海藻などにも含まれているというのだ。
そもそも、海水にはヒ素の成分が含まれている。
しかし、1トン当たり0.003グラムと、非常に微量であるため、海水を飲んでしまったからと言って、ヒ素中毒で死ぬと言うこはない。
だが、海中で暮らしている魚や海藻には、もっと多くのヒ素が含まれているのだ。
なぜなら、ヒ素は体内に蓄積するからである。
海の生物を捕食し続けた結果、アジには、海水の約1万倍とも言われるヒ素を含んでいるのだとか。
魚類のみならず、海藻類にもヒ素は蓄積されており、昆布に至っては、海水の約5万倍のヒ素を含んでいると言われている。
ヒ素というのは、体にとって恐ろしく有害な化合物であり、成人の致死量は、約0.2gとされている。
となると、アジや昆布を食べても我々の体は大丈夫なのだろうか。
結論から言ってしまえば、問題ないとのこと。
というのも、アジや昆布に含まれるヒ素というのは、過去に凶悪犯罪で使われたような”ヒ素”とは厳密に違うものなのだ。
毒性が低く、体に取り入れても、消化されることなく、排泄物と一緒い、体外に放出される。
なので、安心して、アジや昆布を食べて大丈夫である。
なおさん、ありがとうございました。