昨年の年末に公開された「映画 妖怪ウォッチ~誕生の秘密だニャン!~」
公開2日間で興行収入16億円を突破し、東宝史上最高の記録を樹立するなど、アニメ界でも希に見る大ヒット作品となった。
観客動員数は148万人を突破し、今後もさらに伸びると予想される。
映画の内容もしっかりしており、鑑賞した人の95.6%もの人が「満足した」と回答。
一方で、多くの人があるシーンに疑問を抱いたと感じるという。
そのシーンというのが「くまモン登場」の場面である。
「妖怪ウォッチの映画なのになんでくまモン!?」という感想が多く、今回の映画を一言で表すなら「くまモン」という人まで出るまでに。
妖怪ウォッチと言えば「パロディー」と言われるほど、作中には様々なキャラが登場する。
AKB、オバマ、ビリー隊長、秋元康・・・
そのほとんどがパロったキャラクターで、まんま登場させるということは過去にはなかった。
しかし、今回の映画に登場するくまモンは、なんとそのまんまであったという。
それも1度や2度ではなく、随所に登場しているのだ。
これにはビジネス的な意味合いもある。
というのもくまモンは「商用利用OK」で「著作権はタダ」なのだ。
つまり、誰がどんな目的で使用しても構わないということである。
今回くまモンが映画に登場したのは、こういった理由からだと思われる。
ちなみに私の友人は、過去にヤフーオークションで「くまモンを描いたマスク」を販売していた(笑)
しかし、今回のくまモン登場の理由はこれだけではないという噂もある。
実は、妖怪ウォッチを開発したゲーム会社「レベルファイブ」は福岡県に拠点があるのだ。
つまり、くまモンの故郷である「熊本」と同じ九州なのだ。
ある種「村おこし」的な要素も含まれているのである。
ちなみにゲーム内には、くまモンをパロった「ケマモン」というキャラも登場する(笑)
もはややりたい放題である。
しかし、そんなやりたい放題が災いしたのか、妖怪ウォッチには放送禁止となりお蔵入りした「幻の回」があるという。
それがこちら。