やりすぎ都市伝説2017秋(9/29)で放送された内容。
武井壮が語った「世界を制する驚異のインド」。
スポーツ番組やバラエティーなどで大活躍の武井壮。
そんな武井壮とインドとの出会いは、あるインド映画に出演したこと。
400mの世界記録を樹立した「ミルカ・シン」という、インドでは知らない人はいないと言われている、国民的英雄の自伝映画「ミルカ」の作成のため、武井にオファーがきたのだ。
当時、武井壮は一切の貯金がなく、交通費も持ち合わせていなかったため、1万円を借りてインドに向かったという。
その当時の武井壮がこちら。
色々と言いたいことは山積みだが、あえてここはグッと堪えて話を進める。
撮影からおよそ1年半後に上映されたこの映画は、インドのアカデミーショー14部門を独占、インド国内の映画賞を50個以上を獲得する、歴史的大ヒット作品となった。
この頃より、武井はインドの秘める力を感じるようになったとか。
その後、インドに興味を持った武井は、ありとあらゆる分野からインドを分析し、その度に敗北感を味わったという。
まず武井が驚かされたのが、世界の俳優年収ランキング。
こちらの表をご覧頂こう。
トムクルーズやジャッキーチェンなど、名立たる大物俳優が名を連ねる中、TOP10内にインド人が3人もランクインしている。
恐らく、この3人の名前を聞いたこともなければ、顔を見てもピンとこないと思う。
それもそのはず、この3人はインド国内の映画のみで活躍する人物だからである。
つまり、インドのマーケットだけでこれだけの収入を叩き出しているということなのだ。
それほどまでに、インドの市場は巨大だという裏付けである。
続いてこちら。
これは、世界的企業のインド人CEO一覧だが、どれも聞いたことのある企業ばかりで、どれほどまでにインド人が有能であるかが良く分かるだろう。
世界から見てもインド人というのは、喉から手が出るほどに欲しい人材なのだ。
そんなインドの最高峰の大学というのが「インド工科大学」通称ITTである。
このインド工科大学は、毎年50万人もの人が受験する超エリート大学で、その合格率は何と2%。
ちなみに、日本最高峰の大学「東大」の合格率は約34%で、合格率が低いことで有名な早稲田大学ですら約17%程度である。
インド工科大学がいかに狭き門であるかが分かるだろう。
しかし、それだけに入学できた際のリターンは半端ではない。
世界的企業である「Google」は、毎年インド工科大学から多くの人材を採用しているが、その待遇がとんでもない。
インド工科大学を卒業したというだけで、初任給は年「3700万円」。
最低でも月300万円もの給料を保障しているというから凄い。
それほどまでに、インド工科大学の卒業生のエンジニアとしての技術は高いという裏返しである。
インドの凄いところはまだある。
インド最大の富豪と呼ばれている「ムケシュ・アンバニ」の総資産は、なんとおよそ4兆円。これは日本の長寿番付1位の孫正義の2倍程度に相当する、とてつもない金額である。
そして、何より凄いのが彼の自宅だ。
それがこちら。
世界で最も高価な個人邸宅と言われている、家かどうかも分からないこのオブジェの総工費は、なんと840億円。
ちょっと意味が分からない。
約60階建てのビルと同程度の高さを誇るこの建物は、フロア毎の天井が高すぎて27階建てだという。
もうお腹一杯だが、インドの凄いところはまだある。
こちらの表をご覧頂こう。
これは、今後5年間で成長すると考えられている「アジアの都市」ランキングなのだが、TOP10内にインドの都市が6つもランクインしているのだ。
悲しいことに、我が国日本の都市は選出されていない。
世界がいかにインドを評価しているかが、これまでの内容で理解頂けただろう。
これらを踏まえた上で、武井壮は今後「インド進出」を考えているという。
武井は芸能活動を始める前、家もなくとにかく貧乏だった。
そこでまず取り組んだのが「日本人の楽しみ」をリサーチすること。
車で生活していた武井は、毎日のように車で街中を走り、徹底的に日本人をリサーチ。
一週間分の番組表を片っ端からノートに書き写し、どういったジャンルが強いのかを調べ上げたという。
武井曰く「動物」「スポーツ」「ニュース」「お笑い」の4つが、番組のほとんどを占めていたのだとか。
そこで武井は、お笑いに特化しようと、毎日のように芸人と食事をし、その会話内容を録音。
車の中で何度も聞き返してお笑いのテクニックを学んだのだ。
これだけの努力の上に、現在の武井壮がいると言っても過言ではない。
そして、武井は今後、これまでのノウハウをそのままインドに持ち込んで実践するのだとか。
既に、何度もインドに足を運んでいるというから恐れ入る。
常人には到底真似することのできない行動力だ。
武井壮のエピソードを耳にする度に、何か背中を押されたような気分になるから、私は武井壮が人として好きである。
そんな彼の更なる成功を私は願っている。
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