2014年、世界を驚かせたスコットランド独立騒動。
結果として、国民投票で否決になり、スコットランド独立は幻に終わったが、その投票結果は、僅差だった。
そして、そんな騒動の裏に、ある組織の存在が見え隠れすると言われているのだ。
それが、秘密結社フリーメイソン。
世界情勢が大きく変わる所にフリーメイソンありと言われるほど、日本でも定着してきたフリーメイソンの存在。
今回のスコットランド独立騒動も例外ではなく、フリーメイソンの存在を指摘する、都市伝説が囁かれている。
しかし、ここで少し不思議なことが。
今回のスコットランド独立。
確かにフリーメイソンが関連しているのでは、という噂はあちことで言われているのだが、スコットランド独立とフリーメイソンの具体的な関係性については、何も語られていないのだ。
では、なぜ囁かれるようになったのか。
これについては、フリーメイソンの発祥が関係しているのだと思われる。
フリーメイソンの発祥地とされている中の有力な説の1つとされているのが、スコットランド。
そう、今回独立騒動が起こった場所。
実際には諸説ある内の1つでしかないのだが、スコットランドには、フリーメイソン最古のロッジがあったと言われており、フリーメイソンを語る上では、外せない地域であることは間違いないのだ。
更に、フリーメイソンと”独立”には、歴史上、深い関わりがある。
歴史的な独立運動として知られている、フランス革命。
そして、今や世界最大の国アメリカの建国。
これらには、フリーメイソンが大きく関わっていると言われている。
直接的に手を下したかどうかは不明だが、彼らの思想がこれら独立に与えた影響は、大きいのだとか。
そして、今回のスコットランド独立騒動。
過去の独立運動とは違い、仮に独立を果たせば、歴史に残る、無血国家の誕生であった。
しかしそれが叶わなかったスコットランド。
本当にフリーメイソンは関わっていたのか。
もし、関わっていたのだとすれば、独立を推進していたのか。
それとも、非独立を推進していたのか。
真相は闇の中だ。