やりすぎコージー都市伝説2015夏、麒麟の川島が語った都市伝説「ラーメンの常識を変えた漫画家」
今や日本の食文化に欠かせなくなった存在のラーメン。
そのラーメンに関して一風変わった都市伝説が存在する。
ラーメンと言えば、今や色んな種類の具材が入っているが、最もポピュラーな具材と言えばなんだろか。
これは、世代や好みによっても別れると思うが、昔から慣れ親しまれた具材に「ナルト」がある。
個人的には最近はあまり見かけなくなったが、定番の具材の一つである。
しかし。
このラーメンにナルトという定番の組み合わせには実は裏があるのだ。
元々、ラーメンにナルトは入っていなかった。
それどころか、組み合わせとして最高だ!!みたいなポジティブな理由で入れられた訳でもないのだ。
実際に私自身、ラーメンのナルトは大して好きではない(笑)
では、なぜラーメンにナルトが入るようになったのか。
それには、「ナルト」にまつわるとある暗黒歴史が関係している。
「ナルト」が鳴門海峡で有名な渦潮をイメージして作られた練り物の食べ物であることは有名だが、このナルトを、言い方はあれだが、パクって地元の名産品とし、町おこしをしようと考えた富山県のある港町があった。
廃れ行く港を何とかしようと練り物だけに練りだされた案なのだろう。
しかし、このナルト。
さっぱり売れなかったのだ(笑)
その売れなさぶりと言ったら、もう衝撃的なほどで、港は終わったとまで言われていたとかいないとか。
では、なぜナルトが売れなかったのか。
その理由は単純で、元々ナルトやそれに近い練り物は、一般的にはおせちに使われる食材であり、普段から消費されるような食材ではなかったのだ。
なので、お正月の時期以外は、需要がなく全く売れなかった。
このまま港が終焉を迎えるかと思ったその時、とある有名漫画家がこの状況をなんとかしたいと立ち上がった。
それが、藤子不二雄である。
さすがにこの名前を知らない人は少ないと思うが、国民的アニメのドラエモンの作者である。
ちなみに、藤子不二雄というのは一人ではなく二人存在している。
ようは、ペンネームを二人で使っているのだ。
それはともかく。
藤子不二雄の両名とも富山の出身であり、地元の港町が廃れて行くのは心もとなかったのだろう。
なんとかして、このナルトを流行らそうと考えたのだ。
そこで、二人が考えたのが、ナルトを漫画に登場させるという方法。
ただし、ただナルトを出しただけではあまり意味がないと思ったのだろう。
ナルトをある食べ物と一緒に出してしまおうと考えたのだ。
それが、ラーメンである。
藤子不二雄氏の作品には、度々ラーメンが登場する(それどころか、ラーメンを中心に描いている漫画もある)のだが、その度、ラーメンの中にナルトを描いたのだ。
元々、ラーメンにナルトを入れるという文化がなかった中、日本全国で読まれる漫画を使い、ある種のプロパガンダとして、ラーメンの具材にはナルト!!というイメージを定着させようとしたのだ。
なんとも凄い方法だが、その甲斐あって、ナルトがラーメンの具材の定番として消費量が爆発的に増えたと言われている。
さすが偉大な漫画家、藤子不二雄である。
ちなみに、藤子不二雄氏には、これとは別にもっと強烈な都市伝説が存在する。
藤子不二雄氏は既にこの世を去っているが、その藤子不二雄氏の命日に起きた、まさに奇跡とも言える都市伝説だ。
上述したように、藤子不二雄氏の代表作として有名なのがドラエモンである。
そのドラエモンが、放送予定のない日であったにも関わらず、深夜のテレビに急に映し出されたというのだ。
しかも、一般的に放映されるドラエモンのアニメとは違う、どこか不気味さすら感じる描写。
これだけだとただのテレビ局側のミスとも思えるが、その放送された日というのが、そう。
藤子不二雄氏が亡くなった日時である。
そこで映し出された映像というのが…
別に都市伝説でもなんでもないですよ~
自分の出身地が廃れているのを何か手助けしようとして描いたんでしょ。