ポケモンの世界は空想世界であり、現実世界ではない。
そんなことは子供でも分かる簡単な話である。
存在するはずのないモンスターがウヨウヨと登場し、まさにファンタジーだ。
しかし、そんなポケモン世界に現実世界の”とある動物”が度々引き合いに出され、イジメられているという悲しい都市伝説が存在する。
その現実世界の動物というのが「インド象」だ。
平均体長5.5m~6.4m、体重4t~5tという超大型の動物で、陸上動物では世界最強とも言われている。
しかしながら、性格は比較的温厚で、むやみやたらに危害を加えたりすることはないという。
そんな優しさと強さを兼ね備えたインド象だが、ポケモン世界では非常に扱いが雑。
実際に登場するわけではないのだが、ポケモン図鑑で技の強さを表す時にやたらと引っ張り出されるのだ。
その証拠画像がこちら。
ライチュウの10まんボルトで気絶し、ゴースのガスに至っては2秒で倒れるという弱小っぷり。
現実世界では敵なしとまで言わしめているインド象が、ポケモン世界ではカスなのだ。
全く末恐ろしい世界である。
ちなみに、上の図鑑はグリーンとレッドにおけるものであり、現在の表記は違うものと思われる。
それからこれは余談ではあるが、最近のポケモンに登場するゾウをモデルにした「ゴマゾウ」や「ドンファン」はじめんタイプなので電撃は効かない設定になっている。
なぜインド象だけが、ここまで虐げられるのかは全くの謎だ。
某掲示板では、インド象の不憫さから「ガネシオン」というネタポケモンが創作される事態にまで発展した。
※クリックで画像拡大
インド象を擁護しているのかと思えば、そうではないのがウケる。
もちろん、このネタポケモンは実在しない空想のモンスターなのであしからず。
ポケモン図鑑の内容ごときで、ここまで話題になる辺りに、ポケモンの人気っぷりが伺える。
今回のようにポップな都市伝説もあれば、もっとダークな都市伝説や裏設定などもあり、常に話題の中心に位置するポケモン。
個人的に一番驚いたのは、ポケモンのキャラが裁判沙汰にまでなっていたこと。
あのスプーン曲げでお馴染みの「ユリゲラー」が、ポケモンのユンゲラーが自分と似すぎていて名誉毀損に当たると任天堂を訴えたのだ。
結果・・・はこちらの記事で。
初代のポケモンをやってた頃、まだ五歳とかだったけどこの謎のインド象推しは友達と一緒に笑ってたなー。
何で象じゃ駄目なのか?
何でアフリカ象でも駄目なのか?