少年サンデーに連載中のコミック「名探偵コナン」
子供はもちろん、大人にまで大人気の推理漫画である。
正義感の強い主人公「工藤新一(コナン)」が、凶悪犯を追い詰める様はヒーローそのものだ。
しかし実は、そんな主人公自身が知らず知らずのうちに犯罪を犯していることはご存知だろうか?
コナンの作中には数々の便利グッズ(阿笠博士が開発した機械)が登場する。
しかし、あれらのグッズのほとんどが法律に違反しているというのだ。
まず度々作中で主人公が使用している「動力付きのスケートボード」
こちらがその問題のスケートボードなのだが、これは明確に道路交通法違反にあたる。
このスケボーにはエンジンが装着されており、これを公道で、ましてや歩道で乗ることは法律で禁止されているのだ。
乗用車を追い抜いたりしているシーンも度々見られることから、かなりの速度が出ることが予測される。
続いて、問題視されているのが、毎回登場している「麻酔銃」
そもそもこの麻酔銃は使用することはおろか、所持しているだけで犯罪となる。
薬事法違反として、麻酔薬を持ち歩くことは明確に禁止されているのだ。
それどころか、コナンは毎回この麻酔銃を小五郎に向け発射している。
これも「傷害罪」という立派な犯罪にあたる。
毎回のように麻酔銃を打たれている小五郎の首筋はこんな風になっているとか。
心配そうに見つめる娘の蘭の気持ちを考えると胸が痛い。
ちなみに、よくコナンが取る手段の「サッカーボールで撃退」も傷害罪にあたるのでぜひ気をつけて欲しい。
このように、凶悪犯を捕まえるはずの立場の主人公が、そもそも犯罪を犯しまくっている事実がある。
これらの背景には、阿笠博士という危険なグッズを開発する元凶の存在があることは間違いない。
子供向けに作ったにしては、あまりにも危ないものばかりだ。
今回紹介したグッズは、氷山の一角に過ぎず、これらの他にも凶悪な殺傷能力の高い機械は枚挙にいとまがない。
別記事にて、作中に登場した「イカれたグッズの数々」を大量に紹介しているのでどうぞ。
あくまで漫画の話に面倒な記事を書くもんだ。
どんなのかと思って読んだけど、現実に作ろうとされてるわけでもないのに…
そんなこと言ってたら、世の中出せない本ばっかじゃん。