江戸時代、切り捨て御免と言って成敗出来なければその武士は切腹って本当?

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江戸時代、武士には色々と特権があった。

その特権の一つが、切り捨て御免と呼ばれるもの。

しかし、この切り捨て御免にも、実はリスクがあるのだ。

切り捨て御免というのは、何も映画の中の話ではなく、実際に武士に認められていた正当な権利であった。

しかし。

なんでもかんでも切り捨て御免と言って町人や商人を切り捨てて良いという訳ではない、当たり前だが。

切り捨てるそれ相応の理由と、実際に実行するには、その明確な理由を役所に届けなければならなかったのだ。

そして、切り捨て御免には、最大のリスクがあった。

それが、失敗したときのリスク。

上で書いたように、切り捨ては武士にのみ許された特権であった。

つまり、その特権を行使するには、武士という体裁を守った上でのこと。

その特権を行使しようとしたけど、「しくじりました、テヘッ☆」では済まない話なのだ。

そして、実際に、切り捨て御免と言った相手に逃げられ、切腹に追い込まれた武士もいるらしい。

こんな話を聞いたら、時代劇を見る目も変わりそうだ。

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