夏と言えば海。海と言えば海水浴だが、実はそんな海水には、我々が視認出来ないレベルの小ささで、大量の微生物や細菌が存在している。それを実際に顕微鏡で撮影した結果…そこにはとんでもない画像が※閲覧注意。これだけの微生物が含まれている状態で、海水浴は危険ではないのか??ここら辺について解説します。
「海水には多量の微生物や細菌が存在している」と言われて、驚く人は少ないと思います。
しかし、それを実際に顕微鏡で確認し、画像を見たという人はほとんどいないはず。もし見たことがあるという人がいれば、きっとその人は海水浴が嫌いになっているはずです(笑)
特に、虫嫌いな人だと、その画像を長い間眺めることすらも耐えられないほど、衝撃的な画像になっています。
なので、これから海水浴に行く予定がある人、または夏になれば海水浴に良く行く、海水浴が好きな人は見ない方が良いかもしれません。
心の準備はよろしいですか??
海水を顕微鏡で撮影した画像というのがこちら…
引用:http://entermeus.com/93236/
うげっ!!
なんじゃこりゃ!!
虫嫌いな私は、これを見た時に軽くオエッとなりました。
それぐらい、コレ系の画像が苦手な人には堪える画像です。
しかい、ここで一つ疑問が。
たった1滴の海水にこれだけの微生物や細菌がいて、果たして海水浴は危険ではないのか。
こういった疑問を持つかもしれません。
なので、無駄な偏見をなくすためにも、海水に含まれる微生物や細菌、またその危険性などについて説明します。
まず、海水に含まれている微生物や細菌というのは基本的には死骸で、結論から言うと、普段から海の生物(生魚など)を口にして生きている私たちが、広く海水に存在する微生物や細菌を口にしたぐらいで、重大な健康被害になることはありません。
確かに、アニサキスと呼ばれる、人間が口にすると、時に症状をもたらす寄生虫なども海に生息していますが、発症率や口にする可能性などを考えると、普段の生活で交通事故にあう危険性の方がよっぽど高いと思います。※むしろ海では目で見える生物の方が危険なことが多い。
あ、そうそう。
微生物や細菌などに関しては、常に流れのある海水などよりも、池などの溜まり水の方が危険なことが多いです。
例えば、ブラックバスなど、池に生息する魚を生食したらヤバイというのは有名ですよね。
ですが、海の魚などはお刺身などにして生食する文化が日本にはあります。
ここら辺の文化的な側面から見ても、淡水よりも海水の方が、微生物や細菌の健康リスクは少ないことが分かるはずです。
そもそも、人間の体の中には、細菌が大量に住みついていて、最も多量の菌が生息している腸には、100種から3000種類とも言われる数の細菌が100兆個から1000兆個住み着いています。
最近ではその研究も進み、細菌のおかげで我々人間の体は正しく機能出来ているということも分かってきています。
なので、細菌や微生物だからと言って毛嫌いするのではなく、ヤバイやつ以外は基本的に可愛いヤツだと思っておきましょう(笑)
…と、話がズレて来ましたので話を戻すと、確かに海水には多量の微生物や細菌が生息していますが、誤って飲み込んでしまうぐらいのことでは、基本的には健康被害はないということです。
どちらかと言えば、海水は塩分濃度の方が問題で、海水を飲むと脱水症状などを引き起こすことがあるので、海水浴に行った際などは、海水は飲み込まないようにしましょう。