道を極めようとする人間のどす黒い世界を描いた漫画、白竜。
今や、年配の人だけでなく、若い人にも人気がある漫画だが、ある回の作中で、タブーに触れたと話題になっている。
それが、今、最もナイーブな話題と言っても良い、原発関連。
白竜は、過去にも、多数の問題作を出していて、裏社会の闇にこれでもかと首を突っ込んでいる作品となっている。
その中でも、原発関連の話は、タイムリーであった上、その内容があまりにも詳細だったので、内部の情報を知っている人間が一枚噛んでいるのではないか、なんて噂まで飛び出した。
更には、このシリーズが連載され始めたのは、震災前のことで、震災による原発事故と話題が被ったのは、たまたまなのだ。
そして、その内容というのが、これまた特定の電力を指しているかのよう。
舞台は新潟。
二の羽原発作業員の大量被ばくの噂を耳にした白竜は、シノギの匂いを感じ、調査に乗り出す。
元々この地は、産業に恵まれず、原発を誘致することで発展した町。
そして、その原発を推進するのが、東都電力。
その東都電力は、白竜の動きを察知し、情報統制に乗り出す。
更には、白竜が宿泊していたホテルが捜索を受けるなど、普通では考えられないような対応の数々に、白竜は、その闇の深さに気づく。
その最中、原発の闇に挑む記者、光元と出会う。
そして、原発内部の状態を明らかにして行くのだが、この内容が、現実に原発が抱える問題を色濃く反映しているのではないか、と言われているのだ。
旧式の工法に、型落ちの材料。
更には、常識外のピンハネに、欠陥だらけの建設工事。
こういった諸々のことから、この原発を長年取材していた記者、光元は、チェルノブイリ並の原発事故が起こる可能性を示唆している。
実際に、そういった状況かどうかは不明だが、チェルノブイリを超えるとも言われた原発事故を起こしたのは、事実だ。
なにより、これが、大震災直前に描かれた内容だというから驚かされる。
そして、この翌週には、更に深い闇が暴かれるとの見出しが飛び出したのだが、原発事故により、不謹慎であると編集部側が判断し、連載がストップとなった。
しかし、その後2013年に連載が再開され、完結となっている。
ちなみに、この白竜以上に、不謹慎として連載が中止した、ある漫画の回を知っているだろうか。
その漫画では、日本史上最悪のテロ事件となった地下鉄サリン事件を、犯行が起こる直前に、予知とも思えるほど酷似した内容が取り上げられ、事前に知ってたのではないか、との噂まで立ったのだ。
その漫画というのがこちら…
初めは痛いだけだったがやがて慣れてきたのかその痛みも多少和らいできた。
その代わりに中島大士のモノが司忍の中を動くたびに、腸内で痛みより快楽が占める比率が大きくなってくる。
「うぅっ…あぁ…大士…気持ちいいです。」
「俺もだ…」
「良かった…大士も忍で気持ちよくなってるんですね…っうん!」
…正直言うと、もうこっちも余裕が無くなってきた。」
ピストン運動を続けながら中島大士が呟く。正直こちらも限界が近づいている。
「忍も…イキそう…大士、今日忍、安全日なんです。だから…中にっ!」
「忍っ…もう限界だ…」
「はい。なかしまたいし、いつでも…どうぞ。」
「うっ…くうっ…」
中島大士はそのまま司忍の中に精液を発射した。熱いドロリとした精液が司忍の腸内に注がれていくのが分かる。
「イクっ…イっちゃう…」
殆ど同じタイミングで忍も達してしまった。はぁはぁという二人の荒い呼吸が室内に響いた。
「…もし直撃したら責任は取らせてもらう。」
抱き合いながら中島大士が呟く。
…はい…その心構え、立派だと思います。」
「男としてそれくらいは…な。」
暴走族が山口組の組長を孕ませたとあれば色々と問題になるだろうがその時はその時と開き直る事にした。