アジアのワールドカップとも言われるアジア大会。
2014年は韓国の仁川(いんちょん)で開催された。
韓国のずさんな運営体制や嫌がらせに近い行為が問題視されたこともあるが、多くのメダルを日本は獲得し、多くの日本国民を歓喜させた。
そんなアジア大会だが、実は裏で、ある都市伝説が語られているのだ。
アジア大会中に、こんなニュースが流れていたことを知っているだろうか。
「複数の国の選手が、選手村から行方をくらませた」
これはなにも、アジア大会ついでの観光中に、道に迷い試合に間に合わなかった、と言った類の話ではない。
彼らの多くは、自らの意志を持って、選手村から逃亡したのだ。
では、なぜそんなことをするのか。
簡単な話である。
自国に帰るよりも、逃亡する方が、遥かにマシな暮らしが出来ると彼らは思っているのだ。
2014年のアジア大会で、実際に逃亡した選手の母国は、ネパールとパレスチナと発表されていた。
どちらも発展途上国であり、貧困層の比較的多い国だ。
そして、こういった例は何も珍しい話ではない。
過去の大きな大会の時には、チラホラ聞こえてくる話で、実際に、2012年に開催されたロンドン五輪の時にも、選手が失踪したとの報道があった。
スポーツの大会であれば、選手の自由時間も多く、脱走するのは何も難しいことではないのだそう。
つまり、こういった事件はある意味で、慣例なのだ。
しかし、ここで一つ疑問が浮かんでくる。
彼らは、一体どこに消えたのかということだ。
確かに、逃げるのは簡単かもしれない。
だが、その後、どうやって暮らすのか。
全く知らない土地で、不法滞在をして暮らすとなると、自国に帰った方がまだマシな待遇で暮らせるのではないか。
そういった疑問が出てくる。
これには、実はある都市伝説が囁かれている。
それが、違法ブローカーなる職業の存在。
その都市伝説によれば、大会を抜け出す選手は、なにも個人的に脱走しているのではないのだという。
そうではなく、違法ブローカーが彼らを手引きし、組織的に脱走を手伝っているというのだ。
大会前に接触して来るのか、はたまた大会中に接触して来るのかは定かではないが、こういった組織が暗躍し、選手の脱走に一役かっていると言われている。
2014年の仁川アジア大会で、大会中に抜け出した、ネパールとパレスチナの選手たちも、こういった組織の手引きがあったとの噂がある。
しかし、問題はこれだけではない。
計画的脱走の場合、普通は脱走先が存在する。
問題は、その脱走先なのだ。
抜け出した国が韓国なのだから、韓国に不法滞在すると思うかもしれないが、必ずしもそうではないのだという。
確かに、韓国に滞在する人もいるだろう。
韓国は、東南アジアなどの地域の人を、労働力として毎年1万人ほど受け入れていると言われており、その中に多くの不法入国者がいると言われている。
その隠れ蓑を利用し、不法滞在する可能性もある。
だが、それ以外に、ある国にも、流れてきていると言われている。
それが、日本だ。
アジアで最も裕福な国であり、最も安全な国。
そんな日本の目と鼻の先にある韓国。
不法入国先として考えられているとしても、何ら不思議なことはない。
実際に、この二つの国には、不法入国者を受け入れるルートが存在すると言われている。
それには、日本の闇組織が噛んでいると言われているが、実際の所は不明だ。
仮に、今回、日本への不法入者がいなかったとしても、他人事ではない。
そう、2020年に開かれる予定の東京オリンピックだ。
過去の傾向を考えれば、必ず脱走を試みる選手がいるだろう。
それを防ぐ手立てはあるのだろうか。
そして、選手の逃亡に限らず、失踪事件というのは、得てして計画的に行われていることが多いと言われている。
年間に換算すると、毎年、約1機が消えていると言われている旅客機の失踪事件も、裏で糸を引いている組織があるとの噂がある。
最近だと、マレーシア航空機が失踪したが、それに関しても、ある黒い噂があるのだ。
その黒い噂というのが・・・